放下鉾
お次は放下(ほうか)鉾。
由来
鉾の名は鉾にある真木(鉾の中心に立つ木)の中央にある「天王座」に
放下僧の像を祀っているという事に由来しています。
放下僧とは、大道芸を行う僧の姿をした芸能者のことです。
写真はこれが限界でした・・( ◔㉦◔ ;)
放下僧は木の部分の上にちょこんと乗っている黒い像です。
破風正面には三羽の丹頂鶴が飾られています。(軒のところです)
鳳凰の前立をつけた稚児人形が乗っています。
以前は生稚児でしたが、昭和4年に人形に変更され、
それ以降は稚児人形なんだそう。
名前は鉾頭にちなんで三光丸。
詳しくは下に記載したご朱印のところをご参照ください♡
こちらは操り稚児人形になっているそうで
巡行中には3人の人形方により、稚児舞が披露されます(ˊᗜˋ*)
インドやペルシャで制作された胴懸け。
花模様の絨毯だそうです。
見送は皆川泰蔵の「バグダッド」。
真ん中に大きな羽を広げた白いフクロウが描かれています。
見送に装飾されている金具にも
ふくろうがデザインされていてかわいいですね♡
皆川泰蔵は皆川月華を父にもちます。
皆川月華は月鉾や菊水鉾なども作られた方です。
会所
放下鉾の会所は新町通四条上るにあります。
放下鉾の会所の奥には土蔵があります。
そちらは会所と渡り廊下でつながっていて
昔ながらの会所を垣間見ることができます♡
また、宵山などには
放下鉾にも登ることができますが、こちらも女人禁制。
長刀鉾と一緒ですね。
生稚児が以前乗っていたという事からも
長刀鉾と勢力を二分するような存在の山鉾だったのではないかなと
勝手に思っています。
鴨かわいい・・・♡
ご朱印
これまた判子3つに分かれているバージョン・・・
押すの難しいんですーーー(;▽;)
鉾頭が州浜形に似ていることから
「州浜鉾」とも言われていて、
その鉾頭をかたどった形だとか。
こちらの模様は放下鉾の至る所で観ることができます。
その鉾頭は
日、月、星の三光が下界を照らす形
をあらわしているそうです◎
【2019.07追記】
令和元年という事でご朱印が新調されていました!!
前回の3個押しとは違って①⇒②の順に押す形で
なんだか格好いい!!
個人的には前回よりだいぶ好みです・・♡
※こちらのブログに載っている情報は
価格、開店時間など、変更になっていることがあると思います。
行かれる前に今一度ご確認をお願いしますm(__)m
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