岩戸山
続いては岩戸山。
由来
岩戸山は「国生み」と「天岩戸」の2つの日本神話より由来しています。
岩戸山のご神体は伊弉諾尊(イザナギノミコト)、
天照大神(アマテラスオオミカミ)、
天照大神を天岩戸から引き出した手力男命(タヂカラオノミコト)の3体。
中でも、伊弉諾尊が安置されているのは、なんと屋根の上!!
珍しいですね・・・!
ご神体の方々は宵宵山などは会所の近くに飾られていました。
会所
岩戸山も拝観券つき粽を購入するか、
拝観券(300円)を購入することで登れます(╹◡╹)
2019年はこちらに登らせていただきました!!
結構階段は急なので降りるとき少し震えあがりました。笑
いままでいくつかの山鉾に登ってきましたが、
他に比べて比較的狭めだった気がします。
とてもアットホームで素敵なお山でした◎
山鉾
軒裏絵は中島華鳳筆「鶴鴒図」。
日本書記の「国生み」の話に因んだ絵柄が描かれています(*˘︶˘*).。.:*♡
胴懸は18世紀にインドで製作された「段地十字花章緞通」。
下水引は「鳳凰瑞華彩雲岩に波文様紋織」。
平成15年復元新調されていて、鮮やかで素敵ですね!!
見送も近年復元された「日月龍百人唐子遊文綴錦」。
桃山時代の岩戸山の絵が上杉家所蔵の「洛中洛外図屏風」に描かれています。
岩戸山は「山」ですが「鉾のような形をした曳山」
という位置づけです。
「洛中洛外図屏風」にもすでに車輪が描かれていたそうです。
真木も、真木ではなく「真松」が使われています。
屋根裏には「極彩色四季草花図」が描かれています。
こういった細かい部分はやはり巡行中ではなく
宵山などの時に拝観させていただくのが一番ですね♡
ご朱印
黒インクと赤インクのご朱印。
基本的には赤だけ!の山鉾さんが多いので
びっくりします。
押し方の指南もしてくださって助かりました。
(もちろんこちらの判は3つに分かれています)
力強い岩戸山の字は
ご神体の、天照大神を天岩戸から引き出した手力男命を
思い起こさせる気がします。
※こちらのブログに載っている情報は
価格、開店時間など、変更になっていることがあると思います。
行かれる前に今一度ご確認をお願いしますm(__)m
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